10代 ひきこもり

利用する前

高校で学校に馴染めず、自分の理想像と現実とのギャップに悩みひきこもりに。1年2年と時間が経ち、中学の時に必死で勉強して高校に入ったのに、ひきこもって自分の人生はもう終わりだと感じて何もかも嫌になっていましたが、心の中ではなんとかしたいという焦りの気持ちもあり、でもどうしたら良いか分からないという状況でした。

利用してから

親に言われて話だけでもと思い話を聞きに。最初は緊張して話せなかったが、担当の方が自分の話を否定することなくじっくり聞いてくれたので、徐々に緊張もなくなり普通に話せるようになりました。その後も自分のペースでちょこちょこと話をしに行くようになり、実は同じような悩みを持った人がたくさんいるとわかり、自分だけじゃなかったんだと安心しました。アドバイスを受けて高校に行かなくても高校の卒業資格を取れることを知り資格を取得し大学受験にも挑戦できました。色んな方法で前に進めるチャンスがあるんだと思いました。

20代 入試失敗からニートに

利用する前

大学入試に失敗してからニートになりました。家族以外と話す機会が全くなく、自分に自信がありませんでした。親から多少のプレッシャーを感じてはいたのですが、なかなか一歩が踏み出せず、どうしたらよいか分からない状態でした。

利用してから

母親がユースで相談していて、一緒に行くようになりました。1対1の面談では話しやすい話題やゲームをやってみたりして担当者や場所に慣れることができました。小集団のグループ活動にも参加して継続して外出することで楽しみを見つけたり、担当者以外のスタッフとの交流を通して、人への緊張感を和らげることが出来ました。自分では思っていなかった得意なことなども面談やグループを通して気付くことができました。自分から話すことも苦ではなくなり、今後の未来の話や仕事の話も少しずつできるようになりました。

30代 ひきこもり歴15年

利用する前

卒業後、就職したのですが、上手くいかずすぐに退職しました。自信を失い、そのまま何もすることなく、ひきこもり状態が続いていました。何かするにはお金がいるし、できないな、と諦めることを繰り返しているうちに、趣味に関しても仕事に関しても、何かしたいと思うことはなくなっていきました。

利用してから

ある日ふと、このままではだめだと強く思い、今を逃すといけないような気がして、自分から電話しました。まずは面談だけでしたが、徐々にグループワークにも参加するようになり、少しずつ、何かしたいという気持ちがよみがえってきました。面談でも、グループでの様子をフィードバックしてもらったりすることで、少し自信を取り戻しました。その後、これまでいろいろと上手くいかないと思って自信を失っていた原因が分かり納得。支援を受けながら働くという方法もあるのを知り、現在はその方向に向けてサポートを受けています。